2018/01/27 10:09

桜餅ポーチを縫製中、ヌーベルちゃん(うちの職業用ミシン。相棒ですので、名前があるのです)の
音が荒くなって来てるのに気がついたので、ミシン油を注入しました。

この子は2008年に購入したので今年で10歳。5歳くらいの時に
私の知識不足の油ぎれで故障させてしまいまして
*おにぎり入れが、思わぬ反響で。ずっと縫い続けていたにも関わらず
「頻繁に油を注さなくてはいけない」という概念がその頃は無く。。。

それ以来、毎月の中日と末日に、油を注す様にしているのですが
ここんところ、バタバタが続いており。ついつい怠っておりました。

腕ミシンのセイコちゃんも同時に油注し。
画像の左がセイコ、右がヌーベルの上部です。
セイコは赤く塗られている部分。上下送り(上も下も動く)ミシンのため、注す部分も多いです。
上部の他に、腕や釜部分にも穴があります。

以前は気がつかなかったのですが
油を注すと、機械の音は驚くほどスムーズになります。
これは、家庭用ミシンでも同様。
ミシン油は人間で例えると、関節のコラーゲン。
縫製中は、フルマラソン並み(しかもフルスピード!!!)に動いているミシンに油が足りないと
或る日突然、動かなくなります。。
(ヌーベルちゃん、本当にごめんなさい、、、)

もし、最近注していないなあ。とか、いやそもそも、やったことないよ。
という方は、ぜひやってみてください^^

方法は、糸を外し電源を落とした状態でミシン油を注入する穴に、ミシン油を注す。
その後、油を機械に行き渡らせるため、しばらくほっておく。
次の日または、次回使用する前に、余分な油をふき取り(下糸の釜部分もチェック)
余りの布などで何回か試し縫いをする。
という感じなのだと思う。(ミシンのプロで無い私のやり方なのでパーフェクトとは言えないかも、ですが)

縫製のお仕事をされている方は
毎週末もしくは、次の日がお休みのタイミングでするのが理想だよと、ミシン屋さんは言っていたのですが
(でも実際は油注した後の始末が面倒だから、みんなそこまで頻繁にしないんだよなあ、、、ともぼやいていた苦笑)

私はそこまでの頻度では無いので、ヌーベルちゃんは月2回
セイコちゃんは月1回を目安にしている。

趣味で常に使う方は、月1とか、また何かのプロジェクトが終わったタイミングとかに、習慣にしておくと良いみたいです。

頻繁に油を注す習慣があると、注す油もちょこっとで良いので
余分な油もあまり出てこなくて、結構楽だと思う。

ちなみに、すごく久しぶりに油を注す時は、思ったよりも多めにやった方が良いみたいです。
油ぎれでミシン屋さんに直してもらった際の、ミシン屋さんの、油の注す量がすごくてびっくりした記憶が。
数秒間、オイルのチューブをぐーーーーーっと押していた。
油だらけになるんじゃないかと思ったけど、カラカラに乾いたヌーベルちゃんの体に行き渡ったのでした。トホホ。。。

明日は、今年初のイベント参加です!
2018年1月28日 10:30 ~ 15:00
arteVarie38 @東京ビックサイト東2ホール A36

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おにぎり/和菓子の布小物/ジュエリー作家
刻/兎馬 眞穂
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