2018/10/03 20:12


「個性を障害と据える野蛮な社会が

    着せたレッテルを脱がして

    ありのままの姿を映し出す」



観たいな観たいなと思ってたら

試写会に当選してしまった(`・ω・´)

ので、有り難く母と観に行ってきました


やまなみ工房を知ったのは

昨年、イベントで代官山の蔦屋に

studiopepe の商品を並べた際、

写真集を教えて貰って購入したのがきっかけで


そのスタイリングと撮り方と

モデルの眼が印象的で

凄いなあ、と


やまなみ工房さんのwebsiteをみたら

知っている作品が数多く出てきて

ビックリしたのです。なんだ知っているぞ!

こんなに作品を知っているのに、なぜ

やまなみ工房という名称を覚えてないのか

最近、右脳でしか記憶できなくなっている苦笑


さて、「地蔵とリビドー」

8個の短い映像が繋がった1時間とちょっとの映像

やまなみ工房の作家さんや施設長さん

アートディーラーの方やミュージシャンなど

結構いろんな方が出てくる。


私の印象では、淡々と、ぞれぞれの

いつもの時間や思う事を映像にしている感じで

隠さず、そして逆に変に誇張せずという所が

好ましく思った。


写真集にも、パンフレットにもあった冒頭の文章


個性を障害と据える野蛮な社会が

着せたレッテルを脱がして

ありのままの姿を映し出す


という言いまわしが、しかし

良くも悪くも強い言葉であるから

ちょっと引っかかっていて

どんな方なんだろうと思っていたのだけど


試写会後の、監督のインタビューで

ざっくりとああこの人、いい人だなと^_^


障害者のアートを売り込んだり

障害者の作品をファッションに取り込んだり

障害者の作者自身のポートレートを撮ったりと

障害者、という文字がついているために

色々、いろんな方面からいろんな事を言われたけど

続けているうちに、少しずつ言われなくなった

らしい。


続けるのは大切ですよ〜、と^ ^


映像の最後は、写真集を作った時を再現したもの

ですが、その写真集を撮るにあたって

最初に拒否をしたのは

障害を持つ方のご家族であったという事。

でも、プロのスタイリングとカメラの前で

活き活きとした表情で踊る様に動くのを

見てご家族が変わっていったという事

などなど


いろいろ聞けて良かった。


シアターフォーラムにて、11月初旬より公開

との事です^_^

地蔵とリビドー www.jizolibido.com

やまなみ工房 http://a-yamakami.jp