「刻/兎馬」は屋号を改め「山ナ鞄」となります | 山ナ鞄

2020/11/01 11:00

いつも弊ブランドのアイテムをご愛用くださり

また、こちらのブロに目を留めてくださり
誠に有難うございます。



私、山中(佐藤)眞穂は、長い間
「刻/兎馬」として作家活動をして参りましたが

本日、2020年11月1日より
屋号を「山ナ鞄」と改めました。

『ほっこりであたたかを、形にする』

をテーマに作ってきた、

「刻/兎馬」のアイテムとともに、
食べ物の副産物である、本革を素材に
使用した
作品作りをしていく事で、
日本の食や地域の文化と
繋がり深くありたい。

より良いモノを、作って行きたいと思います。

以下は、屋号を改める際に
考えた事を
まとめた文章となります。

少々長いですが、、
読んでいただけましたら幸いです。

*****

冒頭でも記しましたが、私は
「身近にある、ほっこりであたたかを形にする」
をテーマに、モノ作りをしています。

いろんな事があっても、こんなのが手元にあると、思わずくすっと笑えるかな? 
というような、使う人が笑顔になる様な、
アイテム作りを心がけています。

お米やおにぎりモチーフを
作るきっかけとなったのは、

東日本大震災の時に感じた
「普段、何気なく食べているモノの大切さ」


被災された方々の思いを想像して、
具体的な記述は控えますが、、、

ちょうど、自身の引越しの最中に
震災が起きたため、全財産と住む場所が数ヶ月無い状態を過ごした経験があります。

なんとか日本に帰国して、
やっとおにぎりを食べて。

なんて美味しくて、ほっこりで、
あたたかいんだろう、と。

普通のご飯が食べられる、
この幸せを形にしたくて
そして、いろんな人に、
疲れた時にほっこりしていただきたくて

私の中でできる事は、おにぎりやお米の優しい形を
普段の生活で身につけられる、
御守りの様な作品を作ることでした。



最初は、ジュエリー制作がメインでしたが、
友人からの依頼で作った「おにぎり入れ」がきっかけで、
だんだんと布小物を作るようになりました。


その後も、お客様のご要望を取り入れながら、

いろんな食べ物アイテムを作ってきました。

ジュエリーから布素材に変化しても、御守りでありたい、という気持ちは変わらず。

ふっくらとした感触だったり、
見た目の優しさ、使い勝手や構造も配慮し

日々の生活に寄りそう様な、アイテムの制作を心がけてきました。

ポーチだけでなく、鞄を作って欲しい。

というご要望が多くなり、数年前から、
鞄制作の技術や革素材を学んでいます。

学びを通して、ふと、革という素材は、
私達が普段いただいている「お肉」の「副産物」という、当たり前の事に気づきました。


その中でも、豚革は純国産。
もしかしたら自負が食したお肉の革かもしれない。しかも、私の住む東京の東エリアで、そのほとんどが鞣し加工されている。

鞣し職人が減ってきている中で、
その産業を絶やさぬよう、環境に配慮した革作りを頑張っている方々がいるという事も。

私のブランドは、
デザインから販売まで全て一人作業。

作る数も限られておりますが、
食べ物アイテムを作っているというのもあって

ほんの少しでも、日本の食や地域の文化に貢献できたら良いな、と思っています。

そして何より作家として、自分の気持ちに真っ直ぐなモノ作りをしていきたい。

「刻/兎馬」の屋号は、
もともと友人と活動していた

ジュエリーユニット名の「coqu」と
裂織りの布小物ブランド「usagiuma」の名称に、とても愛着があったため
二つを合わせる形で使用しておりました。

そのブランド名の通り、
私は
友人や家族、お客様、
お仕事で関わる方々
いろんな人と繋がりながら
いろんなモノを、作り続けていたのだと思います。

とても有難く、幸せな事です。私の宝物。



なので、その宝物はそのまま内包していく様

新たな屋号「山ナ鞄」のマークに、
時々
ウサギが入ったりすることも、あります^^


ちなみに、お山の中には
「ヤマナ」が入っています。

「ヤマナ」という動物、いそうだな。
(それはもちろんヤマネなのですが、、)
そのうち、想像のヤマナちゃんを
作りたいなとか、思っている次第です^^

屋号改め、より一層精進して参りますので

どうぞ宜しくお願いします。


2020年11月1日

山中 眞穂