2020/11/29 14:49
自分で言うのもあれですが、
長年、皆様に愛されております
布バージョンの鯛焼きポーチ。
私が、本革で作るのなら
やはり、この布鯛焼きの雰囲気をそのままに、
と、柄も大きさも、そのままに
作ってみました。
画像のように、最初は布鯛焼きの型紙で
縫製方法も同じところからスタートして
少しずつ、素材に合わせて、作り方を模索していきました。
布バージョンは、模様をシルクスクリーンで刷っているのだけど
せっかくの自然素材。顔料でプリントするのではなく
染料で描いてみて、失敗→型押しで、裏返すと模様が取れちゃう→
奥浅草の師匠に相談→向島の師匠のとこで、多分できるよ→
簡単に書くと、そういう流れなんだけど
ここまでで4ヶ月かかっているという。。
我ながら進むのが遅いなあ〜、、、
で、ついに、おととい
その、向島の師匠んところで
鯛焼きの焼き方を教えていただき
サンプルが出来てきました!!!
横から見ると、しゃくれてますね^^
(でも、ここは敢えて型紙の修正なしで。私の鯛焼きのイメージはしゃくれてるのです!)
タンニンなめしの、国産豚革(Russety Leather™)
使うほどに、こんがりと焼きたて色に変化していきます。
オイルやワックスなどで、育てる事もできて
革の楽しさを、味わっていただけるアイテムです。
画像上:手前は、本番の革鯛焼き
奥は、練習の革鯛焼き。
ファスナーと内装部分は、小倉色。
もちろん、安心のYKK。
今回、型押しの練習をしたくて
豚革一枚全部を使用しました。
端の、ゆるゆる繊維を練習用(右)
中の方の、しっかり繊維を本番用(左)
に使いました。
革は、部位でも性質が違うのです。
革の裏側でわかるように、練習用→繊維が毛羽立ち
本番用→繊維がきっちり
しています。
ただね、練習用の端革。
ちょっと、すごく、個人的に好みだなあ、、と思っております。
画像では、すこし伝わりにくいのですが、、
手触りが、良いのですよ。
ふっくらとしていて、
練習用の革の方が、鯛焼きらしいというか。
昨日、試しに夫に見せたら
すんごい迷っていて、
「質が良いのは本番鯛焼き」
「面白いのは、練習鯛焼き」
という、見本のような答えですが、
私も同じ意見なんですよね。。。
んで、愛着湧くのは、練習鯛焼きな気がする。
繊維が緩いから、使っていくうちに
型崩れしちゃうのか?
裏に芯を貼っているので大丈夫かな?
という感じでわからない部分は、
革のエキスパートにご意見きかないとだな。
耐久性に問題がないようだったら、
CreemaSprings限定で
本番の鯛焼きとの2個セットでお得プライス!!!
とかで、出すかもです!
革の部位違いを、比べるのも楽しそうですし^^
(練習用の革鯛焼きは、個体差が出るだろうから。
通常販売は多分無理。。。今回のCreemaSprings企画は
ありがたいですね)
鯛焼きは、12月18日スタートの
CreemaSPRINGS:第二弾に掲載ですので
それまでに、詳細を決めていきますね〜!!!
唐突ですが、大好きな絵本作家
かこさとしさんの、「カラスのパンやさん」
に出てくる、焦げたりしたパンを売るお話みたいで、
ちょっと楽しい。
*栗のお財福サンプルも、内装の研究進めてます^^
インスタに、ちょこちょこと画像をアップしていますので
よかったら覗いて見てください!!!